平成22年日曜学校卒業記念演劇
ご協力への御礼
 桜のつぼみもほころび始め、街の中も春の光がいっぱいに満ちてまいりました。このたび、日曜学校卒業記念劇『土まんじゅう ―アーナンダ 真実の瞬間―』の上演にあたりましては、ご縁のある皆様方の心あたたまるご協力や、お励ましを頂き、厚くお礼申し上げます。
 お釈迦様のお弟子の中で、多聞第一といわれたアーナンダさまは、二十五年間、お釈迦様のおそばにお仕えし、その慈悲をいっぱいに受けてこられました。わからないことがあれば即座に応え、不安や迷いは、そのつど諌め、正し、導いてくださったのはお釈迦様でした。それだけに、お釈迦様が亡くなられた時の苦しみ、悲しみは、アーナンダ様にとって、はかりしれないものがありました。
 けれどもお釈迦様の遺して下さった多くのお言葉は、お釈迦様の亡くなられた後、アーナンダさまのお心に、おそばにおられた時以上に深く響いてくるのです。
私たちにとっても、かけがえのない人を失った時の悲しみは、深く耐え難いものがあります。しかし、その人が残して下さった言葉は、生き生きと私たちに語りかけ、寄り添ってくださっています。
二千五百年の間、語り継がれてきたみ仏さまのみ教えを今、私たちが慶び、子どもたちにたくさん語り継いでいきたいと思います。

大人も子どもも、そしてこの地球上のすべての生きとし生けるものが、阿弥陀さまの光(いのち)の中で、手をとりあって生きていけることを願いながら、今後も日校活動を続けてまいります。
 どうかあたたかく見守って下さいますようお願いしてお礼のことばといたします。

有縁の皆様へ   

                                   称 名
    平成22年3月
                      徳応寺日曜学校
                              戸崎文昭

徳応寺「日曜学校卒業記念演劇」
(平成22年)
「土(つち)まんじゅう」
― アーナンダ 真実の瞬間(とき) ―
平成22年卒業記念劇
日時:平成22年3月6日(土)
  午前10時〜 (1回目)
  午後6時半〜(2回目)
場所:徳応寺本堂
ぼくの名はカウワウ。 九官鳥に似た、おしゃれなくちばしの野鳥。
きょうはお釈迦さまのお弟子アーナンダさまから聴いた、とっておきのお話を、みんなにしてあげよう。
兄弟でお釈迦さまのお弟子になった、二人の修行僧のはなし。
象をさわった五人が、それぞれ、まったくちがった印象を王様に語るはなし。
托鉢僧に土まんじゅうを差し出した、純真な少年のはなし。
美しくて、ふしぎで、ユーモラスなはなし。――
これは2500年まえの、尊者アーナンダさまのものがたりだ。
 
―― 托鉢にまわられるお坊さまに、お店屋さんごっこをしていた男の子が、思わず「自分もお釈迦さまに供養をしたい」と土まんじゅうを差し出すお話 ――
 このお話の中で、「おのれの見方だけにとらわれず、真実をみよ。」とお釈迦さまは、教えて下さいました。
「真実」をみることは難しい。それはお釈迦さまでないと出来ないことなのでしょうか?
「真実がみえる目」は誰もが持っていると思います。けれどもその大切な「目」を私たちは「自分」という固いうろこで覆っているのです。「忙しい、忙しい」と過ごしている日々の生活の中で、目に付いたうろこを落とすことを忘れている。いえ、目にうろこが付いていることさえ、気づかないのかもしれません。
お釈迦さま亡きあと、そのお心を、その尊い法の灯を伝え、語り継いで下さった方がお弟子のアーナンダさまでした。
 劇の練習をする中で、出演する子どもたちと、仏さまのお話をたくさんする機会に恵まれます。アーナンダさまがして下さったように、私もたくさんのことを語り伝えていきたいと思います。そして、この卒業記念公演にかかわるスタッフ・出演者とともに、お釈迦さまの伝えて下さったそのおこころを、劇を見に来て下さった方々に、伝えていくことができたらと思っています。
舞台から
今年卒業の子どもたち


 テーマ曲 "こゆびの先に" 「カーテンコールの曲」(2010年3月6日本番午後の部 生録音より)
 MP3ファイル(4'15")
下のをクリックして下さい。
 MP3ファイル(5'13") 
 下のをクリックして下さい。
こゆびの先に 乗るほどの
ほんの ちいさな 種からも
やがて芽が出て 幹が伸び
花咲く 大樹に なるように
みほとけさまの 法の木も
おおきく育ち ますように

そよそよ風に ゆらぐほど
軽くて うすい チョウのはね
それでもはるか 海原を
こえて 異国に ゆくように
  みほとけさまの み教えも
  とおく伝わり ますように

小さくきいろい くちばしの
生まれた ばかりの ひな鳥が
慈愛にみちた 母となり 
いのちをつないで ゆくように
  みほとけさまの お話しも
  語りつがれ ますように

  いついつまでも お話しが
  語りつがれ ますように
  語りつがれ ますように
  語りつがれ ますように
読売新聞下関版で紹介されました。(2010年3月9日)



戻る